経営理念の考え方
皆様、こんにちは!
中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中亮です。
日経トップリーダー8月号を読み進めています。
「社員が求める経営理念は変わった」というタイトルの記事。
「これからの時代に求められる経営理念は、内容の主体が社員であるもの。経営者が信念や覚悟を示しても社員に浸透しにくくなっている」とのこと。
大手電機機器メーカーのオムロンも、2015年に「私たちは、世に先駆けて新たな価値を創造し続けます」という理念に改定をし、「私たちは」という言葉を入れて、主体が社員であることを強調した理念になっている。
「かつては経営者が経営理念を掲げて方向性を示し、社員一丸で突き進めばよかった。だがそうしたやり方は価値観や働き方が多様化した現代にはなじみにくい。必要なのは共感できる経営理念だ」とも書かれていた。
現場社員の合意で決めた経営理念は、納得感が生まれて、理念を唱和するよりも浸透効果が高いのだとか。
確かに、私も経験がありますが、社員を巻き込んで経営理念を考えたほうが、いきなりトップダウンでおりてきた経営理念よりも、経営理念に対する愛着感が出て、浸透効果が高まりますね。
この記事をもっと読み進めて、経営理念に対する理解を深めていこうと思います。