「自責思考」と「他責思考」

皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営福岡支社の田中です。

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さて、今回は「自責思考と他責思考」について書こうと思います。

 

皆さんは、「自責思考」ですか? それとも「他責思考」ですか?

 

仕事で何かトラブルが起こった時に、その原因が自分にあるとして捉えるのが「自責思考」です。

 

 

「確認を怠った自分が悪い」

「自分の能力が低いため時間が掛かってしまった」

「相手に理解できるように伝えなかった自分が悪い」

こんな具合ですね。

 

逆に、仕事や職場で起きた問題を、仮にそれが自分のミスであったとしても他者のせいにするのが「他責思考」

 

「サポートを怠った上司や先輩が悪い」

「マニュアルが分かりにくいから時間が掛かった」

「話を理解しなかった相手が悪い」

こんな具合ですね。

 

よく仕事の場で言われるのは「自責思考で物事は考えて行きましょう」と言われますが、とあるインターネットサイト(東洋経済オンライン)を見ていましたら、興味深いことに、もしかしたら「他責思考も必要かもしれない」という記事がありましたので、ちょっと触れたいと思います。

 

その記事の中では、例えばチームにミスが出た場合、自責思考だと「うちのチーム、モチベーションが低いからミスが多いんだよね。気合を入れなくちゃ」となりますが、他責思考だと「これだけミスが出るってことはそもそもやり方がおかしいんじゃないの?」と仕組みのせいにしたりする。

 

一見、他責思考はよくないことのように見えますが、仕組みの改善に繋がる考え方だったりもすると書かれていました。

 

確かにそうですよね、大きい問題の場合には、「全部自分のせいだ」と捉えてしまう自責思考では、問題の特定に繋がらないことも多いかもしれませんね。

 

他責思考を良い方向に使うことで、改善の糸口が見えてくるかもしれません。

 

この記事の中では、「前向きな他責思考」とは、「人のせいにしないこと」であると書かれていました。

 

自分以外の誰かのせいにしたとしても、問題をたらいまわしにしているだけになってしまうから、問題の解決にはならない。

 

人ではなくて、「プロセス」や「モノ」などの仕組みのせいにすることで、問題を解決へと導く前向きな他責思考になる。

 

具体的に仕組みの何が問題なのかを見極めて、改善するアイデアを出して行くことが必要となる。

 

 

「なるほどな」と思いました。

 

時と場合によっては、「自責思考」は思考を止めてしまうことになり、かえって「罪」。

 

他責思考は、別に悪い訳ではないと言うことが、よく分かりました。

 

「他責思考」の画像検索結果

 

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