焦点が定まっているか?

皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営福岡支社の田中です。 

www.mapka.jp

 

さて、今回は「焦点」について。

 

毎月、日経トップリーダーを購読させてもらっています。

 

今日、8月号が届いて、パラパラと流し読みをしていました。

 

今回の主要記事は「社員が逃げない『社長の報酬』― 両者が納得する決め方とは」だったが、私が注目したのは、「負けグセがついたチームの変え方 ― 弱小支店で学んだ戦い方の本質」という記事。

 

私が以前読んだ、キリンビール高知支店の奇跡」の書籍を書かれた、田村潤さんの記事。

 

田村さんがキリンビールで活躍された秘訣に「ドラッカー」があったこと、書籍の中には書かれていなかったので、この記事で初めて知りました。

 

書籍も興味深く読ませてもらったのですが、今回の日経トップリーダーの記事も、すごく興味深く読ませてもらいました。

 

一番興味深かったのは「成功の落とし穴」という部分。

 

田村さんが1995年に高知支店の支店長に就任した当時、現場は本社からの指示を淡々とこなして、数字が悪いことについては「自分たちのせいじゃない」「仕方がない」という感じで、アサヒビールの人気を受けてシェアが落ち込んでいるにもかかわらず、危機感がゼロ。

 

本社は本社で、「お客様本位・品質本位」という理念を掲げながらも、現場が軽視されていたため、「お客様を見ないで『お客様本位とは何か』を議論する」という様。

 

その当時を振り返って田村さんは、「明確かつ焦点の定まった共通の使命だけが、組織を一体とし、成果を上げさせる」というドラッカーの言葉を思い出されたそうで、「理念という組織の軸が揺らぐと、転んだ時に立ち上がる支えを失ってしまう」とコメントをされていました。

 

この記事を読んで、私はハッとさせられました。

 

「焦点の定まった」という部分が、一番ハッとさせられた部分です。

 

以前もこのブログで触れました通り、今年2017年のMAP経営のテーマは「お客様満足」。

 

その「お客様満足」を、組織として「焦点を定める」ことができているか

 

「お客様満足」という言葉には、様々な解釈の仕方があります。

 

「お客様って誰?」とか「満足ってどういう状態?」とか。

 

解釈が様々であると分かっているのに、それに対して「焦点を定める」、つまり「解釈を合わせる」ということを行ったのか?

 

改めて考えると、「できていない」という反省です。

 

まずは、福岡支社で一緒に働いているメンバーと、会社のミッションやビジョン、バリューに関する対話をもう少し増やして行こうと思います。

 

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