全体最適

皆様、こんにちは。
「未知を道へ変えていく」、株式会社MAP経営福岡支社の田中です。
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さてさて、今回は「全体最適」について。
 
先日、福岡で上司の安江さんと食事をしていた時に、「田中さんって、昔、全体最適って言葉が嫌いだったよね」という話に。
 
そうそう、5年前は「全体最適」っていう言葉がすごく大嫌いでした。
 
ちなみに「全体最適」とは、辞書によると、組織全体が最適化された状態のことを指しており、対義語である「部分最適」が、一部のみが最適化された状態のことを指しているようです。
 
5年前は、「まぁ、全体最適を考えれば・・・」という言葉が会社の会議で度々使われていて、それによって大変になってしまう人や部署が存在することが予期できたため、すごく都合のよい言葉に聞こえていました。
 
全体最適」=「超・部分最適」と思っていました。
 
あれから5年経過したいまはというと・・・、いまでも、あまり好きな言葉ではありません。
 
でも、将来の経営者を目指す私にとっては、この言葉を好きになり、実行していかなければなりません。
  
個人の感情等を最優先するような「個別最適」や、win-loseの関係を生み出しそうな「部分最適」ではなく、「全体最適」を。
 
どうやって、克服して行くか。
 
その1つは、「矢印の向きを意識すること」だと思っています。
 
矢印の向きとは、結局最後は誰のことを考えているかということ。
  
私が思うに、「個別最適」や「部分最適」は矢印は自分に向いているため、そうすると矢印の始点は自分とは違うところにあります。
 
でも「真の全体最適」の視点を持つと言うことは、俯瞰して物事を見るということですから、矢印の始点は自分ということになります。
 
5年前の自分はと言うと、もしかしたら、その自分自身が一番「部分最適」だったのかもしれません。
 
俯瞰して物事を見ることができなかったから、自分に矢印が向いてしまい、結果として「全体最適」という言葉が嫌になったのかもしれません。
 
ブログを書きながら、反省です。
 
自分始点の矢印を強化して、自分以外の方々(仕事面ではお客様や社員、私生活面では家族)に矢印を向けて、「真の全体最適」を考えていくようにして行きたいと思います。
  
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