ファシリテーターの役割

皆さん、こんばんは。株式会社MAP経営(http://www.mapka.jp/)大阪支社の田中です。

 

今日は朝から徳島で仕事をしていました。お客様の事務所で所内研修のお手伝いをさせてもらっていました。13名の方々を前に2時間ほど、未来会計の重要性についてお話しさせて頂きました。どんどん未来会計が広がっていけば良いなと思っています。

 

さて、昨日のブログでは、「ダイヤグラム」を例にスケジューリングの大切さ書かせて頂きました。

 

今日はファシリテーター(議事進行役)について書こうと思います。会議を進める上では、このファシリテーター如何で、会議の質が変わってくると言っても過言ではありません。

 

まずは、ファシリテーターの方は、その会議のある程度のシナリオを考えておく必要があります。シナリオを描いておくと、議事進行がスムーズに進んでいきます。

 

スケジューリングするとは言っても、「●●部署(20分)」とか「テーマ××(30分)」と決まっている程度で、その中身のスケジューリングが決まっている訳ではないことがほとんどです。

 

とあるテーマに30分の時間と決められていたとしても、意見出しにどのくらいの時間を掛けるのか、出た意見に対する質問時間はどのくらいあれば良いか、意見を集約していく時間はどのくらい必要か、そのようなシナリオを考えておくと良いでしょう。

 

また、資料は事前配布しているとは言っても、いざ「意見を出してください」と言ってもなかなか意見は出てこないものです。そこで当社MAP経営の会議では「付箋」を使用するようにしています。

 

付箋に意見を書き、書いた事柄をそのまま読んで発表する、そんな形です。

 

恥ずかしいがために意見を言うことを躊躇ってしまう方がいらっしゃいますが、自分で付箋に書いたことを読むだけであれば、難しいことではありませんので、結構良い意見が出てくるものです。

 

ファシリテーターの方は、シナリオをある程度頭の中でイメージし、どうやって意見を引き出すかを考えた上で会議に臨むと良いでしょうね。

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