本当に、景気は良くなっているの??

おはようございます。5月最後の1週間が始まりました。今日も1日よろしくお願いします。

 

さて、最近ニュースや新聞などを見ていますと、「景気が良くなっている」というような報道をたくさん目にするようになりました。「良いことだ」と思っていた矢先に、こんなニュースが目に飛び込んできた。「中小の“隠れ倒産”10年で倍増」というもの。

 

後継者難や経営の先行き懸念が原因となって、休廃業するケースが増大しているようです。件数は約2万9000件で過去10年で2倍に増大したとのこと。

 

倒産件数は減ったという報道を目にしますが、倒産する前に自主的に会社を整理してしまう休廃業が増えているというこの現実は、後継者がいないという原因もありますが、景気の波に乗れずに会社をたたんでしまうことも数多くあるようで、やはりまだまだ中小企業の経営は厳しいのだなと感じました。

 

東京商工リサーチによると、休廃業の増加原因をこう分析しているそうです。「景気の波に乗れずに会社をたたんでしまう会社の多くは、事業の先行きが見通せないことが分かり、取引先や金融機関に迷惑をかけないうちに事業を整理しようという意識が働いているのではないか」ということ。

 

こんなところにも日本人らしさが垣間見られますね。

 

日本人らしさは良いのですが、やはり中小企業が長く存続して行ける気運になるためにも、1社でも多くの企業に「先見経営・先行管理の仕組み(経営サイクル/P-D-Sサイクル)」を提供していきたいものですね。

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