自分の信じた道を歩め!
おはようございます。今日から5月。当社は今日からクールビズ実施期間に突入です。もうそんな時期になるんですね。
さて、皆さんの中にも「Facebook」を使われている方、多いのではないでしょうか。
ご存知の方も多いと思いますが、Facebookはマーク・ザッカーバーグが創立した会社です。ハーバード大学の学生寮で始めた事業でした。
開始から1ヶ月でユーザーが1万人を超えて、ネットワークをハーバード大学限定から全米の広告にも広げて、2006年には誰でも登録できるオープン登録を開始し、以降は世界中にどんどんユーザーを獲得していき、注目度も急上昇。同時に、買収の申し出も絶えなかったようだ。
アメリカのメディアグループであるバイアコムは、7,500万ドルで買収したいと持ちかけたが、ザッカーバーグは首を縦に振らなかったようだ。なぜか? それは「Facebookをよりよいものにして世界を変えていく」というビジョンがあったから。社内もそんな話には興味が無かったようだ。
だが、ヤフーから10億ドルの買収提案が寄せられた時は、社内の空気が大きく変わったようだ。会社身売りに動く風潮が高まったが、ザッカーバーグは反対だった。「僕たちには、これ以上もっと大きく世界を変えるチャンスがある。誰かがこのお金を手にすることが、僕にとって正しい行動とは思えない」と決断をしなかった。
ヤフーは2度ほど提案を行ったようだが、ザッカーバーグはFacebookのさらなる成長に向けて、オープン登録やニュースフィード(自分の友達が何をしているか一瞬で分かる機能)を進めたいと考えていた。そして、オープン登録の成否に掛けることにした。「もしユーザー数や滞在時間が伸びないなら、僕たちが欲しいのは10億ドルなのかもしれない」、つまり買収の提案に応じようというのだ。
結果、オープン登録は成功。オープン登録実施以前の1日の伸びは2万人だったが、実施後は5万人になった。これで社内空気は再度変わり、Facebookはさらに成長できる!売らない!と。
Facebookはユーザー数をみるみる伸ばし、株式上場も果たした。時価総額は初値で1,000億円を超えるということも成し遂げた。
甘い誘惑にも振り向かず、自分の正しいと信じた道を歩む。大事なことですね。
それでは、今日も1日よろしくお願いいたします。