未来からの逆算
おはようございます。昨日は飲み会で帰りが遅くなったのですが、夜はまだまだ寒いですね。昼間との寒暖差が激しい1日でした。皆さん、体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
さて、先日お会いした方に、このような質問を受けました。「目標って、短期目標を先に設定してから中長期目標を設定したほうがよいのでしょうか? それとも、中長期目標を設定してから短期目標を設定したほうがよいのでしょうか?」
皆さんは、どちらだと思われますか?
私は、圧倒的に「中長期目標を設定してから短期目標を設定したほうがよい」と考えています。
例えば「来年、エベレストに登頂する」という目標を掲げたとします。意欲を持つことは大切ですが、登山経験が全くないにも関わらず「エベレストに登頂する」という目標を掲げるのは、誰が考えても大き過ぎる目標です。
目標を設定するときは、目標達成している姿をしっかり描くことが大事です。あと、達成するタイミングをきちんと考えることも大事です。
となると「エベレストに登頂する」は中長期目標となり、そのための短期目標として「今年は日本国内の山を数多く登ってトレーニングする」などの目標を掲げるのが適切でしょう。
短期目標から物事を考えると、いま行っている目先の事柄にとらわれてしまうことが多くなり、事業目的にのっとった目標設定ができにくくなります。
「会社が将来どうなりたいかという目標を掲げたうえで短期目標を設定する」という“未来からの逆算方式”が良いでしょう。
新しい年度になったばかりで、目標設定する企業も多いかと思います。ぜひ”未来からの逆算方式”で、設定してみて頂きたいですね。
それでは、本日1日もよろしくお願いいたします。